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Chlöe / In Pieces
[Chlöe / In Pieces] 1st album、2nd albumとも高評価を得ている姉妹Duo, Chloe x Halleの姉のほう、Chlöeのソロデビュー作。彼女たちをHook UpしたBeyonceのLabelからのリリースである。1,2曲目はクラシックなソウルで始まるが、3曲目以降、今どきのトレンドを押さえたHip-Hop Soulに転じていく。また、後半にかけて、Chris BrownとのDuoや、Rapper(MissyとFuture)をゲストに迎えた曲などで変化をつけているが、どれも的を得た起用となっている。まだ、24歳のChlöeではあるが、唄には年相応以上の落ち着きが感じられ、特にスロー曲での中音域の表現力は見事。ソロデビュー作としては十分、成功と言えそうだ。

Kelela / Raven
[Kelela / Raven] Kelelaのなんと6年ぶりとなるオリジナル2作目。アンビエントで静謐なサウンドは継承しつつ、エレクトリックでハウス色を強め、時にダンサブルで、メロディアスだったりするのが特徴的な作品となっている。ドイツにわたり、 LSDXOXO, Yo Van Lenz, Florian TM Zeisigといった彼の地のProducerと制作したとのことで、ミニマルなサウンドは独特のものがあり、Kelelaの揺蕩うような透明感のあるVocalと一体化している。本人は、”社会の中で制度的に抑圧されてきた黒人女性の脆弱性が力に転じたことを象徴するサウンド”と語っているが、鬱屈や苛立ちは感じられず、あくまでも安らかで心が洗われる作品になっている。

Vedo / Mood Swings
[Vedo / Mood Swings] ミシガン出身のR&Bシンガー, Vedoの6作目。2015年あたりから本格的活動を始め、今年でちょうど30歳ということで、経験的には中堅の域に達している人のようだ。20歳のころに出演したオーディション番組でUsherに気に入られ、今でもメンター的な存在とのころ。そんなUsherの後を継ぐような、少し青臭さも残る、やや細めで甘いVocalが特徴である。サウンドは、90年代当たりの、今となってはクラシカルな感じであり、スローでロマンチックな曲が多い構成になっている。多くのProducerが制作にあたっているが、有名どころではTroy Taylorが2曲に参加している。ゲストでは同系のChris Brownに、最近客演の多いTinkが可愛らしい声を聞かせてくれている。

Hudson Mohawke / Cry Suger
[Hudson Mohawke / Cry Suger] Hudson Mohawkeの7年ぶりとなる3rdアルバム。その間も客演やMix Tapeなどでの活動もあり不在感は無かったと思う。リリースはまだコロナ禍終盤だった2022年秋なので、希望を見出せるようなPopで明るい曲が多く、本人もポジティブなメッセージを込めたと言っている。TrackはUKクラブミュージックやEDMをベースに、曲によってはR&B/GospelやHip-Hop色が加わっているもので、歌入りの曲も多くて、彩を添えている。エクスペリメンタルなところも、まだまだ、残っており、いろいろなタイプの曲が有って、非常に面白い。制作はほぼ本人によるが。⑪では、お気に入りだというNeptunesのChad Hugoが参加している。

Musiq Soulchild & Hit-Boy / Victims & Villans
[Musiq Soulchild & Hit-Boy / Victims & Villans] Musiq Soulchildとしては、6年ぶりとなるアルバム。全曲ProduceしているHit-Boyとの共作となる。Hip-BopやHip-HopよりのR&B曲の制作を主戦場とすると勝手に思っていたHit-Boyではあるが、意外と、Hip-Hop色は抑え気味。逆にMusiq側に寄せたつくりになっており、ゆったりとして、温かで懐かしい感じのする曲が続いている。Musiqの唄もTrackに合わせたように穏やかであり、トータルとして耳馴染みの良いアルバムになっている。次回があるなら、もう少し刺激が有ってもよいと思う。

Wu-Lu / Loggerhead
[Wu-Lu / Loggerhead] South London出身のSinger, Producer, Song Writer, Wu-Luのデビュー作。Flying Lotusなどで知られるWarpよりのリリースとなる。マルチ楽器奏者でもあるようだが、当作ではSong Writng, Produceの選任しており、演奏は仲間に任せている。Drum, Base, GuiterによるTrackをコアにしたTrackは、Punk, Hip-Hop, Electroなど多岐にわたるジャンルをミックスし、UKっぽいトーンでまぶしたようなサウンドで、結構ハード寄り、かつExperimentalな要素も感じられる。その分、耳障りは良くはないが、大衆におもねっていない潔さは評価できる。唄/Rapは、つぶやくような緩い歌唱が大半を占めている。

Lil Yachty / Let's Start Here
[Lil Yachty / Let's Start Here] Lil Yachtyの3年ぶりとなるアルバム。予告通り、Hip-Hop的要素ほぼ無しの、サイケデリック・ロック, エレクトリック・ポップ志向の作品となっている。気まぐれに作った感は全く無く、本格的なものであり、各曲のクオリティは高いし、メロディもしっかりとロック、ポップなものになっている。制作面でもPatrick WimberlyなどRock/PopのProducerの力を借りている。全体のトーンはメランコリックで茫洋としたものになるが、Pop寄りの曲では最近のWeeknd作品に近いものを感じる。一作だけの方向転換なのか、継続なのかは判らないが、こっち方面での今後の展開にも期待したい。

Bayface / Girls Night Out
[Babyface / Girls Night Out] Babyfaceの7年ぶりのアルバム。女子仲間が夜、お出かけすることをタイトルしているように、全曲、女性Guestをメインボーカルに据えて、自身はフォローに回るような構成になっている。メロディは甘くて、聴き易く、いわゆる美メロ曲ばかりで、ミディアム〰スロー中心のTrackは今どきのR&Bという組み合わせとなる。今回のコンセプトの中心となる女性Vocalは、若手メインであり、出だしの②③④で一線級が続いた後、⑤からMuni Long以外は、売り出し中Vocalのショーケース的位置づけとなる。透明感のある柔らかい声のGuestを集めたような印象で、この辺は意図的なものか自然とそうなったか判らないが、特に⑪のガーナ出身のAmaaraeは可愛らしい声で引き付けられる。それにしても、リリース時で64歳となるBabydaceの声はいつまでも若々しく、枯れた感じは一切しない。

Liv.E / Girl In The Half Pearl
[Liv.E / Girl In The Half Pearl] Dallas出身で、今はLAを拠点とするR&B Singer, Song WriteであるLiv.Eの2ndアルバム。2010年代後半から活動してきて、まだ知る人ぞ知るって感じだが、当作でブレイクを果たす可能性大である。前作ではErykah Baduらから影響受けたネオソウル志向だったようだが、今回はExperimentalな方向にかなり振り切っている。ソウルにどうにしか片足残しつつも、テクノ, ハウス色の強い曲が多く、ドラムンベースやWeather Reportっぽい⑭など、曲調は様々。普通にメロディアスなスローやほぼVocalが入らない曲も数曲あり、試したいことを出し切ったということなのだろう。Vocalは⑦のようにシャウトする曲は稀で、ほぼ囁くような唄い方に徹している。

Megan Thee Stallion / Traumazine
[Megan Thee Stallion / Traumazine] Megan Thee Stallionの2年ぶり、メジャー2作目。着実に実力と名声を獲得してきていて、前作あたりで、最強Female Rapperの1人まで成りあがった感があるが、当作でもその勢いを維持している。タイトルにあるように自身の抱えるトラウマに焦点を当てているようだが、特に暗いということはない。全体感としてサウス色強めな印象ではあるが、後半にかけて、Jhené Aiko⑬, Lucky Daye⑭、Dua Lipa⑱とVocal Guestのフィーチャー曲は、どれもメローでポップ。⑭なんかはMary J. Bligeを髣髴させる。⑤ではハウスも取り入れている。また、Producerが多数で、前作との被りが少ない割には、とちらかってないのはMeganの個性の強さによるものだと言えそうだ。もちろん、押し出しの良いRapは凄みを増していて、安定感をも感じることができる。

Nas / King's Desease III
[Nas / King's Desease III] King's Deseaseシリーズの最終作にして3作目となるNasの14thアルバム。ここ3年で4つのアルバムリリースと制作意欲が枯れることはないようだ。今回も相性抜群のHit-Boyと組んでいるが、過去2作と違って、Guestは無しである。その分、Hip-Hopの基本を突き詰めたようなサンプリング多めでオーソドックスでストレートな作品になっている。また、Quincy, Michael, Kendric Lamar, Jay-ZなどがLyricに現れており、Black Music史を回顧するような趣もある。安定感は格別ではあるが、そろそろ、新しいことをやってほしい気もする。

Shygirl / Nymph
[Shygirl / Nymph] South London出身のArtist, Shygirlのデビューアルバム。2017年あたりから、活動を始め、EPや客演で注目を集め、29歳でのアルバムリリースに至っている。Left Field, Experimental Popとしてジャンル分けされるような、Club, Dance, ElectroにHip-Hopをミックスしたようなミニマルなサウンドが特徴となっている。制作陣は、Sega Bodega, Arca, Mura Masaをはじめとする、界隈では知られたCollaborater, Producerたちが参加しており、各曲とも、きちんと作りこまれている。同じような傾向の曲が多くなってしまうが、②ではレゲトン調なTrackが印象的だし、Popで聴き易い曲も少なくない。ShygirlのVocalとRapは、低体温で、抑えた感じであり、Trackと合わせて、Experimentalな感じになっている。また、Lyricのテーマは恋愛やセクシャリティについてが多くなっている。

Brent Faiyaz / Wasteland
[Brent Faiyaz / Wasteland] リーランド州コロンビア出身の27歳、Brent Faiyazの2ndアルバム。デビュー作となる前作で注目を集めたが、当作でも高評価であり、チャートアクションも好調のようだ。サウンドは王道でもネオソウルでもなく、オルタナっぽい感じのR&Bで、ミドル〰スロー中心で落ち着いた曲が揃っている。一聴でSteve Lacy参加と判る③をはじめ、暖かい雰囲気も感じ取れる曲もあるが、全体的にはアンニョイな印象を受ける。本人によると、パンデミック後の混乱した感情を表してるようだ。また、制作陣/GuestではAlicia, Raphael Saadiq, THe-DreamにTylerなどが参加して、盛り立てている。Brentの唄は、やや官能的で抑え気味、音数少なめにTrackな溶け込んでいる。

 
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